2006年11月20日

オーストリー 台湾 支那

今日の朝ズバでも取り上げられていた問題。


オーストリーと呼んで オーストリア大使「オーストラリアと混同」

 ■「定着していない」…戸惑う外務省

 「オーストリアではなくオーストリーと呼んでください」。欧州の伝統国オーストリアの駐日大使館が「日本語表音表記の変更」を発表した。豪州のオーストラリアとの混同を避けるというのが理由だが、外務省も「まだ定着していない」としており、あまりに唐突な発表に戸惑いの声が上がっている。(大野正利)
 発表文はペーター・モーザー駐日オーストリア大使とエルンスト・ラーシャン同大使館商務参事官名で大使館のホームページに出された。まず「日本ではオーストリアはオーストラリアと常に混同されており、違いを明確にするため」と変更の目的を明記。
 続いて日本では19世紀から昭和20年まで「オウストリ」と表記されていた史実が列挙され、「(今後は)『オーストリー』の名が広く速やかに浸透していくことと存じます」と結ばれている。
 あまりに突然な変更だが、この「オーストリー」の表記、日本人になじみ深いことも事実だ。
 国内初の本格的な国際地理誌「萬國地名往来」(明治6年発行)で同国は「ヲウストリ」とされ、翌年開催されたウィーン万国博覧会も開催国「オウストリ」と宣伝された。第一次大戦までは英独仏露と並ぶ欧州五大国の一員だったこともあり、文明開化後、富国強兵を目指した日本にとって、あこがれの存在でもあった。
                  ◇
 オーストリー帝国は第一次大戦での敗戦により解体され、ドイツ人地域で共和国化。第二次大戦前にはナチス・ドイツに併合されこともあり、同大戦後は永世中立国として再出発した。激動の20世紀にもまれ、冷戦時は東西の接点の役割も果たしていたが、近年の欧州連合(EU)加盟などにより中立色が薄れ、その後は欧州の一員としての性格を強めている。
 英語読みの「オーストリア」が主流となったのは第二次大戦後。ここから南半球の大国「オーストラリア」と混同する日本人が増え始めた。最近では、東京・元麻布の同国大使館に間違って訪問する人のために、オーストラリア大使館(東京・三田)への道順を記した地図を用意するほど。かつての大国が直面しているのは、こうした現実だった。
                  ◇
 同国関係者はすでに「オーストリー」と刷られた名刺を使うなどかなりの意気込み。その半面、「いつ変わったのか」「どちらの表記を使えばいいのか」といった問い合わせも寄せられ、混乱の感は否めない。
 平成15年に「スロヴェニア」を「スロベニア」、「チェッコ」を「チェコ」、「サイプロス」を「キプロス」に変更したばかりの外務省は「オーストリア大使館が発表しただけで、まだ定着していませんので…」と態度を決めかねている。
 「オーストリア」と「オーストリー」、定着するのは果たしてどっち?
(産経新聞) - 11月20日8時0分更新


参考HP
オーストリー大使館商務部HP
オーストリア大使館HP

確かに混乱の感は否めない。


ただ、外務省も過去相手の言うことを理屈抜きに聞いている事例もあります。
「中華民国の国名として支那といふ文字を使ふことは過去に於ては普通行はれて居たのであるが、其の後之を改められ中国等の語が使はれてゐる処、支那といふ文字は中華民国として極度に嫌ふものであり、現に終戦後同国代表が公式非公式に此の字の使用をやめて貰ひ度いとの要求があつたので、今後は理屈を抜きにして、先方の嫌やがる文字を使わぬやうにしたいと考へ、念のため貴意を得る次第です。要するに支那の文字を使はなければよいのですから、用辞例としては、
   中華民国 中国 民国
   中華民国人 中国人 民国人 華人
   日華 米華 中蘇 英華
 などの何れを用ひるも差支へなく、唯歴史的地理的又は学術的の叙述などの場合は必ずしも右に拠り得ない。例へば、東支那海とか日支事変とか云ふことは止むを得ぬと考へます。ちなみに、現在の満州は満州であり満州国でないことも、念のため申添へます」
(昭和21年6月7日外務省総務局長名 通達)



オーストリーにも理屈を抜きにして対応してあげればいいのに。


ところで朝ズバはご存知の通りTBSですが、「世界バレー」を中継していますね。
今大会には女子で「台湾」が出場していますが、「チャイニーズタイペイ」としての出場です。
中華人民共和国と中華民国との絡みですね。
民主化後の台湾についてはやっぱり台湾でいいのではないかと思います。

台湾、「大使館」の名称変更を計画 「台湾大使館」に
台湾の報道によると、新聞局の局徽の変更、パスポートへの「TAIWAN」付記に続き、台湾当局は「在外大使館」と連絡処の名称を一律に「台湾大使館」、「台湾代表弁事処」に変更し、台湾の独立意識や本土意識を徐々に高めていくことを計画している。

「台湾日報」紙によると、ある台湾政府当局者は、台湾「外交部」が米国にある14カ所の台湾「代表処」の名称変更を計画していることを明らかにした。それによると「台北経済・文化弁事処」が「台湾代表弁事処」に変更され、第2段階として「中華民国大使館」の名称が「台湾大使館」に変更される。

台湾が「大使館」を設置する28カ国では現在、すべて「中華民国大使館」の名称が利用されている。親民党の楊富美「立法委員」は「ブッシュ米大統領は大陸を訪問する際、海峡両岸に挑発的行為を行わないよう希望を出していたが、在外機関の名称変更は大陸側に対する直接的挑発になる」と警告。

台湾の「中央日報」紙も「『大使館』の名称変更はパスポートへの『TAIWAN』付記問題のとき以上の反発を招き、両岸の協議再開の機会も失われることになる」と指摘した。

「人民網日本語版」2002年2月27日


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posted by @隼人正 at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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