2006年10月01日

損保業界と朝日新聞

<損保不払い 経営トップは謝罪 管理体制の不備浮き彫りに

損害保険会社で新たに大量の保険金不払いが見つかり、大手6社の経営トップは29日会見し、謝罪に追われた。長年にわたり不払いを放置してきた各社の管理体制の不備が改めて浮き彫りになったが、再調査のたびに件数や金額が膨らんだ原因の追及や経営責任の明確化については、「金融庁の対応を待って考えたい」と言葉を濁した。
 不払いの原因について、大手各社は「98年の保険料率自由化で商品開発競争が激化し、それに社員教育や支払いシステムの整備が追いつかなかった」(秦喜秋・三井住友海上火災保険会長)などと釈明、経営トップは相次いで頭を下げた。
 保険金不払いは昨年来の調査で判明していたが、損保各社は不払い問題の解決を急ぐ姿勢を見せなかった。損害保険ジャパンと三井住友海上が金融庁の検査で新たな不払いが発覚し、一部業務停止命令や社長の引責辞任など厳しい処分に追い込まれたのを目の当たりにしながら、他社は抜本的な対応を先延ばしにしていた。
 金融庁に促された今回の再調査を受け、大手各社は支払いシステムの見直しや特約の廃止など対策を打ち出したが、あまりに遅い対応だった。
 この日の会見で、各社トップは経営責任を明確にしなかった。東京海上日動火災保険は役員の追加処分の方針を示したものの、金融庁の対応を待つ姿勢。あいおい損保は、再調査結果を発表したその日に、見落とした不払いがあると公表する不手際をしながら、児玉正之社長は「(不払いを)隠したわけではなく、発見できなかった」との釈明に終始し、自らを含めた経営責任には言及しなかった。【赤間清広】
 ◇浮き彫りの実態
 再調査で目立ったのは、運転者と搭乗者がけがをした事故で、搭乗者には傷害保険金が支払われたのに、運転者には支払われなかった事例だ。これは、自動車保険の特約の「臨時費用保険金」で、保険金の請求を受け、該当すれば支払う契約になっている。だが、搭乗者から保険金が請求されれば、運転者もけがをしている可能性があると容易に推測できるのに、損保は調査を怠り、請求のなかった運転者を不払いにしていた。
 また、事故のお見舞いなどを支払う特約の「対物臨時費用」で、契約上は電話1本を入れるだけでも支払い対象となるのに、実際に見舞品を購入していなければ、不払いとしていた。
 契約者から保険金請求の相談を受けたときに、「保険金が支払われると翌年の掛け金が高くなる」と勘違いさせ、請求をあきらめさせた事例もあった。実際には、掛け金の負担額より、契約者が受け取る保険金の方が多かった。
 このほか、あいおい損害保険で、車を修理工場に持ち込めば保険金が支払われる特約で、本来は見積もりをとるだけで修理しなかった場合も支払い対象となるのに、「修理されなければ支払う必要がない」として不払いにした事例が1万3000件あった。【後藤逸郎】
(毎日新聞)


この不払い事件の原因は約10年前の保険業法改正による自由化によるところが大きいと思います。それまで損保業界は戦後50年間各社横並びで特に自動車保険は「同一商品・同一料率」でした。
自由化で外資の通販などの価格競争が始まりました。国内社は代理店というステークホルダーがいるため価格を下げることができず、結局わけのわからない特約で余分に保険金を出る商品に切り替えたのです。
でも50年も大幅な商品改定がなかったので、そこで働く社員(特に支払い部門)は対応できなかったというのが実情です。

これは朝日新聞をはじめとするマスメディアともよく似た構図と思います。
戦後、GHQにより公職追放で左翼勢力が新聞社を含む公職につきました。
ネットが出現するまでは新聞社が情報発信を独占していたわけです。(TVも新聞社系列)
したがって、歪曲して報道してもそれを検証する手立てを我々は持っていなかったので、左翼的論調に対して素直に受け入れてきたわけです。
この感覚がマスメディアの人間は抜け切れていないため、対応できていないのでしょう。
今はネットで色々な情報を入手することができます。すると朝日新聞の悪行が一気に広まるわけです。
また、ネットだけではなく「ゴー宣」の影響力も多大でしょう。

新聞業界も再販制度で保護されています。損保業界も業法改正までは公取規制除外でした。競争のない世界は企業の改革を遅れさせてしまうわけです。

損保業界は今回の件でいくつかの会社がまた、業務停止などの措置が取られるのでしょう。それですぐ企業の体質が変わることは保証されませんが、「きっかけ」にはなります。

新聞業界も企業体質をかえるきっかけのために「誤報」が著しい場合は「業務停止」が必要なのでは?

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posted by @隼人正 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(3) | マスコミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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